この度、第46回日本慢性疼痛学会を2017年2月17日(金)、18日(土)の2 日間、京都北山に位置する京都府立大学構内の京都三大学教養教育共同化施設「稲盛記念会館」にて開催することとなりました。
御挨拶にあたり、まず皆様にお詫びしなければならないことは、会場が当初開催予定でした「京都ホテルオークラ」から、上記の京都三大学教養教育共同化施設「稲盛記念会館」に諸般の事情から急遽変更になったことです。混乱を来たしましたこと、会員の皆様に大会長の私より深くお詫び申し上げます。御迷惑をお掛けした分、皆様にとってより一層充実した楽しい会となりますよう、精一杯努力致したいと考えております。また冬の京都を十分に楽しんでいただければと思います。
本学会は、慢性疼痛に関する教育・研究に関る医師、歯科医師、薬剤師、看護士、理学療法士や鍼灸師など多岐にわたる職種から構成されており、会員総数約550名を擁しています。例年の如く、この第46 回日本慢性疼痛学会も2日間にわたり、特別講演、各種講演、シンポジウム、ワークショップ、一般演題などを企画しております。
慢性疼痛という“なかなかの難物”の治療・ケア・対応に今後、如何にして向き合っていくか? もう一度、多職種で慢性疼痛を基礎、臨床、あらゆる角度から見つめ直してみようと思います。このため、テーマを「痛みを俯瞰する」と致しました。
慢性疼痛に関する研究、及び臨床、それぞれ多くの関連分野から多くの方々に御参加いただき、活発な議論と交流の場として魅力ある大会となりますよう、鋭意努力いたします。
末筆ですが、皆様の御支援と多数の御参加をお待ちしております。
平成28年9月吉日
第46 回日本慢性疼痛学会 大会長 京都府立医科大学 疼痛・緩和医療学教室 教授 細川 豊史 |